1954-09-08 第19回国会 参議院 通商産業委員会 閉会後第7号
即ち国会において国会議員を国会自身、或いは政府機関の委員等に任命し、或いはその委嘱を承認するという各種委員の各派の割当というようなもので厳格にこれは規定される範疇に入るものではなく、従つて学識経験者として政府が政府の意思で、それぞれの個人国会議員が委嘱せられるというのが表面上のこれは形式であつて、正規に表て立つて政府から国会へということで、国会の問題としてこれらの割当というものが行われる筋でもない。
即ち国会において国会議員を国会自身、或いは政府機関の委員等に任命し、或いはその委嘱を承認するという各種委員の各派の割当というようなもので厳格にこれは規定される範疇に入るものではなく、従つて学識経験者として政府が政府の意思で、それぞれの個人国会議員が委嘱せられるというのが表面上のこれは形式であつて、正規に表て立つて政府から国会へということで、国会の問題としてこれらの割当というものが行われる筋でもない。
従つて県知事に斡旋委員選考の標準につきましてはそういう趣旨の通達はいたしますけれども、どういうような法律用語を使つていいかという点になりますると、大体現在の法律は、運用に期待いたしまして、学識経験者という言葉を使つておるのが通例でありますので、その例に従つて学識経験者ということを入れたのであります。
従つて学識経験者なども当然そういうことになつたその標準のもとにおいておそらく選ばれるものであろう、こういうふうに提案者の一人として考えております。
従つて学識経験者を実はこの審議会の根幹として、国会議員は国民の代表としてとれに参加する、僅かに参加するという程度の方が却つて審議会の機能を発揮させる上には適当ではないかというふうに考えられるのでありますが、その点につきましては如何お考えでございますか。